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黒き衣を纏い眠る吾 棺に横たわり黒で閉ざす 誰も腕を差し伸べて呉れぬなら       どうか此の孤独を、静寂を醒まさないで・・・
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金田一耕助は今迷っている。
心も体も委ねた等々力大志警部と、以前事件に捲き込まれたのを救ったナイトクラブk・k・kの用心棒多門修と板挟みにされているからだ。
多門修に迫られたのはつい最近のことである。
ナイトクラブk・k・kに遊びに行ったときに、二人で交わした会話が今でも鮮明に耕助の耳に残っている。
「先生、愛してます」
「えっ」
修ちゃんのいきなりの告白。
酩酊しているのかと耕助はその際は相手にしなかった。
でも…。
「先生…」
「あ」
薄い紅色のふっくらとした唇が耕助の精気の無い唇に重なる。
「先生、好きなんです」
耕助の唇は修の唇の温かさに段々と熱を帯びてくる。
「あっ、あっ」
耕助は金魚の様に口をパクパクさせて狼狽える。あんまりにも突然な事でいつもポーカーフェイスな耕助も動揺を隠せない。
「修ちゃん、なんてこと…」
「ねぇ、先生、俺じゃ駄目かな?俺先生の事こんなに好きなのに。先生は俺のモノになってくれないの?」
耕助は修に腰を抱かて、肩に頭が寄りかかる。
「う、ん」
耕助は気まずそうにグラスを回す。
「先生は…」
修は思い返したように頬杖を付いてブランデーで口を潤すと
「先生は…、等々力警部さんのモノなんでしょう」
と寂しそうに笑って、修はグラスの中の氷塊に視線を落とした。
耕助はそんな修の横顔を見詰めていたが、修の肩に頭を預けながら
「確かに、もう修ちゃんのモノにはなれない。俺は警部さんのモノになっちゃったし、バージンじゃない。でもね…」
耕助は照れ臭そうにはにかんで、
「修ちゃんの事、好きだよ」
そう、一言言って照れ臭そうにもじゃもじゃ頭を掻き回す。
「柄にもない事いっちまったね」
と舌を出して悪戯っぽく笑った。修はまた寂しそうに微笑んで耕助に寄り添う。
「先生、一つ御願いがあるんです」
「なぁに?」
修は少し頬を赤らめて
「俺が先生と二人きりの時は…俺だけ見て欲しいんです。せめて先生を愛せないなら、こういう時位先生の情人は忘れて…ねぇ、駄目、先生?」
耕助は呆れた様に微笑んで
「そうだね、良いよ。警部さんにはちょっと申し訳ないけどね。俺も随分と人に好かれるもんだなぁ…浮気なんか考えた事もなかったのに」
耕助はまたはにかんで
「修ちゃん、君の気持ちは分かったよ。たまにはこうやって遊びに来るから、ね。でも修ちゃんは俺からしたら未だ子供なんだから…あんまり俺達みたいな邪な恋に踏み込まない方が良いよ」耕助はにっこり微笑んで修の額を小突く。
修はぷぅと頬を膨らませて優しく耕助を睨んだ。
「酷いよ、俺はもう子供じゃないです。先生に心配される程……」

………。

「分かってる。修ちゃんは立派な大人だよ」
耕助は修の頭を撫でると、また修の肩に頭を預けて微笑んだ。(全く、先生は狡いんだから…)

耕助の接吻に誤魔化された修は少し幸せそうにただ微笑み返した。

終わり


甘ーい!!!甘甘過ぎてやべぇ(´д`)耕ちゃん修ちゃんに甘甘。修ちゃんは積極的だからアタックしまくりんぐ(`・ω・´)
甘過ぎな小説ですいません(´`;)
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最近は古谷一行さんに萌える日々を送っています。
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