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黒き衣を纏い眠る吾 棺に横たわり黒で閉ざす 誰も腕を差し伸べて呉れぬなら       どうか此の孤独を、静寂を醒まさないで・・・
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金田一耕助はすっかり疲れ切っていた。
今は夏の真っ盛りなのである。何処か避暑地に行こうとも思ったが其の気力も無い。
でももう一つ理由がある。それは又何処かしら行くと事件に巻き込まれるということである。金田一耕助とて好きで事件にばっかりに首を突っ込んでいるわけではない。
今日は薄物の着物を兵児帯でゆったりと絞めているという格好であるが、男前は一向に上がらない。窓際の安楽椅子にすっぽりと体を埋めてゆらゆら揺れながら眠そうに目をしょぼしょぼさせて物思いに耽っている。

(詰まらないなあ、もうお昼だけど寝ようかなあ・・・、ああ、でもこの暑さでは寝れないか・・・)

最近不眠症なのかこの暑さなのかで全然眠れない毎日を送っていたためひどく眠い。扇風機は付いているが部屋の中の生温い空気を掻き回すだけで意味が無い。遠くの方では蜩が五月蠅く鳴いている。全く気が遠くなりそうだ。

(等々力警部でも遊びに来ないかなあ・・・)

またそんな事ばっかり気にして放心状態にさえ陥っている。最近等々力警部は忙しいのかまったく遊びに来なくなってしまったのだ。耕助の頭の中は色々な事で巡り巡っていて余計に体温も上がる一方だ。つまり一言で言ってしまうととんと淋しくてしょうがないのだ。

「等々力警部の馬鹿ぁ、淋しいじゃないですかぁ・・・」

目の前のテーブルにずべーっとだらしなく寄り掛かると貧乏揺すりして気を紛らわそうとする。
すると耕助の思いが通じたのかトントンと扉を叩く音がした。

「どうぞお~・・・」

耕助がやる気無く返事をするとなんと入って来たのは等々力警部である。

「先生、どうしたんですか?そんな風にして」

少し日に焼けた顔をにこにこと微笑みながら入って来て椅子に腰かけた。まだ若々しい顔立ちで髪をオールバックにして一層男前である。
耕助は何となく恥ずかしくて腕で顔を埋めて感情を隠した。等々力警部は耕助の雀の巣の様なぼさぼさ頭を撫でている。

「変な先生、どうしたんですか?具合でも悪いんですか?」

等々力警部がそっと顔を近づけて囁く。耕助は恥ずかしくて顔を埋めたまま左右に首を振る。

「な、な、なんでも、あ、あ、ありません!・・・」

耕助は自分の語尾が強くなっているのに気付いてまたかあっと顔を赤くする。等々力警部は少し驚いたのか目を見開いたが、また温かい眼差しで耕助を見つめる。そっと近づけた顔を耳元に置くと微かな声で名前を呼ぶ。

「耕助・・・」

耕助は恥ずかしくて一向に顔が上げられない。
此の夏、ずっと待っていたのだ。等々力警部が来る日を、いつまでもいつまでも・・・。

(馬鹿・・・、等々力警部の馬鹿ぁ・・・)

嬉しい気持ちが一気に込み上げて来たのか薄っすらと目の端に涙を溜めていた。

「耕助、意地悪しないで顔を見せて・・・、そのために来たんですから」

等々力警部が耕助の頭を撫でていると思い立った様に耕助が頭を上げた。ごちん!鈍い音が狭い部屋に鮮明に響く。何か言いかけた口がぽかんと開いている。

「いっつ、痛ったあ!」

等々力警部が後ろにたじろぐ。耕助がいきなり顔を上げたために等々力警部の顎に耕助の頭が当たったのである。
耕助は吃驚して椅子から立ち上がると等々力警部に慌てて寄り添う。

「あ、あっ、すっ、すみません!ご、ご、ごめんなさい!だ、大丈夫ですか!?

ああっ、僕のせいだ、等々力警部さん、大丈夫ですか!」

耕助は取り乱しながら台所に走って冷やした手拭いを持って来て等々力警部の顎に当てた。等々力警部は痛そうに顔を顰めながら

「こ、耕助、大丈夫ですから、そんなに心配しなくても・・・」

等々力警部が言いかけると耕助がそっと唇を重ねる。
耕助は泣いていた。
等々力警部の膝に軽い小柄な体を乗せてぽたぽたと涙を零している。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・」

まるで叱られた子供である。等々力警部の警官服は耕助の涙でぐしょぐしょに濡れてしまった。呆気に取られた等々力警部は耕助を宥めながら

「耕助、大丈夫だからそんなに泣かないで」

と、優しく声を掛けて抱きしめた。引つ切り無しに泣いている耕助は伏し目がちに等々力警部を見るとかあっと耳まで真っ赤にしてぼそぼそ何か言っている。
「何、耕助?もっとはっきり言って」

等々力警部に促されていつものどもり調子で

「あっ、あっ、あの、あの、その・・・・・・」

また暫らく俯いて着物の裾を弄ってもじもじしていると

「あの、と、等々力警部さん、僕・・・」

耕助はやっぱり何も言えずまたすんすん泣き始めた。等々力警部は困惑して耕助の体を支えながら

「それで?なんです?僕がどうしたんです?」

と、問いかけても耕助は等々力警部の胸に抱かれて泣いている。

「淋しかったですか?私が来なくて・・・」

耕助は答えなかった。等々力警部は続けて、

「耕助の事なら私が一番知っています。私の方がごめんなさいですよ。だからもう泣かないで」

耕助もやっとぐしゅぐしゅした顔を袖で拭くとそっと等々力警部の膝の上で落ち着いた。ふさっとした睫毛は乾いて微かに綻びの色を見せていた。等々力警部は耕助の体を包む様に後ろから抱き締めると項に唇を当てて黙っていた。耕助はやっとこの時に幸せそうな顔をして等々力警部の香りを楽しんだ。男物の香水の香りが微かに香る。
長い沈黙・・・。けれど二人にとって言葉を交わさなくともお互い何を思っているのか分るのである。

「耕助」

「うん」

「耕助」

「うん」

甘い囁き、等々力警部に名前を呼ばれるのが一番好き。耕助は等々力警部の手を握り締めて口元に運ぶ。ちゅつちゅっと手の甲を吸って遊んでいる。

「僕ね、等々力警部さんの手、好き。大きくって僕をいつも抱きしめてくれるから」

赤ん坊の様な、くすぐったい気持が等々力警部の体に伝わる。こんなにも立派な大人なのに、何故か耕助はまだ子供に見える。
孤独を隠したくて、見られたくなくて・・・。
等々力警部はそれをちゃあんと分かっている。
等々力警部は耕助の体に手をやると微笑んで

「耕助、今夜はご飯でも食べに行こうか?その後はゆっくり話でもしましょう」

耕助は気持ち良さそうに胸の中で微睡ながら頬を林檎の様に染めて

「はい、勿論です。警部さんとなら何処にでも行きます」

遠くで鳴いていた蜩も殆んど聞こえなくなり日も沈み始めていた。
むしむししていた部屋の中も夕暮れ時の清涼で涼しくなっていた。

耕助は珍しく浴衣姿で出かけた。等々力警部は其の侭で、耕助を車に乗せると銀座の方へ走らせた。
窓を開けて風に当たっている耕助は黙って外ばかり眺めていた。勿論等々力警部も無言のままである。適当な店に入って耕助は和食を頂いて、等々力警部は洋食を食べた。その後また車に乗って何処に行こうかと相談した。
「耕助、何処か行きたい所ある?」
「いいえ、特にそれというとこは・・・、警部さんは?」
「う~ん、私もそれというとこもないし・・・。耕助この後何も無い?」
等々力警部は耕助の顔色を窺いながら聞くと耕助は笑って頷く。
「耕助、これから・・・ホテルか何処か行く・・・?耕助の家でもいいんだけど」
等々力警部が恥ずかしそうに呟くと
「いいですよ。喜んで・・・」
話が決まるとまた車を走らせた。街はビルのネオンで綺羅綺羅と瞬いている。
ホテルに着いて車を降りると一部屋借りてベットの上に腰を下ろした。流石にホテルの中はクーラーが聞いていて涼しい。
耕助はベットにうつ伏せに寝転がるとふうと一息つく。隣に腰かけている等々力警部の方を向いて笑い掛けると
「警部さん、一緒にお風呂にでも入りませんか?」
部屋には個室の風呂とトイレが付いている。耕助はわざと等々力警部を誘う様に問いかける。等々力警部は耕助の体を仰向けにして口付けすると耕助を抱き上げて風呂場に連れて行った。
耕助は恥ずかしそうに風呂のドアに隠れて等々力警部を見つめている。伏し目がちに赤くなる顔は可愛らしい。服を脱ぎ終えた等々力警部は腰にタオルを巻いて、まだ浴衣姿の耕助を捕まえた。帯を強引に解くと浴衣を引き剥がした。
耕助は等々力警部に湯船の中で頭も体も洗ってもらい、耕助も同じことをした。泡だらけになった二人は抱き合いながら転寝していた。お互いの体温とお湯の温かさでつい眠くなってしまった。重たい瞼を持ち上げた耕助はおねだり顔をして等々力警部の体を撫で回した。
「警部さん、起きて。風邪引いちゃいます」
起こされた等々力警部は眠たそうに耕助の体を後ろから抱き締めると、耕助の陰茎を撫でた。
「あっ、警部さん、ここでするの?」
耕助がまた顔を赤くして問いかけたが等々力警部は無言のままで陰茎を擦り始めた。お湯の中だから音は聞こえないが耕助が動くからばしゃばしゃとお湯が波を立てる。
「あん、警部さん、いやっ、此処じゃ聞こえちゃう、ベットが良い」
耕助が息を殺しながら訴えるが等々力警部は此処でする気らしく一向に手を止める様子は無い。
「いやあっ、だめっ!警部さあん!」
耕助の体がびくりと震える、イってしまったらしい。耕助が息を荒くしていると今度は尻の方に手をやった。穴に指を宛がうとそのまま埋め込んだ。耕助は発狂したように声を上げる。
「あっ、あっ、や、警部さん、駄目、此処じゃ嫌、此処じゃ入れないで」
耕助が嫌らしい顔をして訴える。指がぬるぬると襞を擦る。
「け、警部さあ、ん、いやあ、お願い、此処じゃしちゃいやあ、あああっ!」
ばしゃばしゃとお湯が湯船から零れる。等々力警部は指を抜くと自分の陰茎を押し込んだ。耕助は等々力警部のモノを入れられて一層発狂する。
「ああああっ!警部さああん!」
耕助は叫びながら等々力警部の背中に爪を立てて快楽に身を委ねた。等々力警部は強く突いて耕助を揺すぶる。がくんがくんと耕助の体が前に後ろに揺れる。
「け、けいぶ、さ・・・ん、あううっ、やだあ・・・」
「耕助、もう少し我慢して、後少しだからっ」
ドクン・・・ 耕助の体の中に温かいものが流れ込む・・・。耕助は半分気絶しそうになっていた。仰向けにぶらんと首が垂れて力が抜けている。
「耕助、ごめんね、強引な事をした・・・。今ベットに連れて行ってあげるから」
はあはあ言っている耕助は等々力警部に抱きついて離れなかった。天井からぽたぽたと零れる雫が湯船に落ちる。二人の間にまた沈黙が流れる。
「け、いぶさん、僕・・・、淋しかった。一人ぼっちなの、嫌。一緒にいて。僕を一人にしないで・・・。警部さんと、もっといたい」

「ねえ、警部さん、警部さんは僕の事、嫌い?こんな大人なのにこういう事言う僕が嫌い?・・・ねえ、警部さん・・・」
力なく首に回したか細い腕の中で等々力警部は押し黙って耕助の囁く言葉を聞いていた。等々力警部はとても悲しい顔をしていた。耕助がこういう事を言うのが一番辛い、
自分の胸まで苦しくなる。
「嫌いなんかじゃ無いよ。耕助は私の大切な人。可笑しくも何とも無い。ごめんね、淋しかったね、ごめんね」
ぱしゃっと水の跳ねる音は何だかとても鮮明で・・・。耕助はまた大粒の涙を零して泣き出した。
「泣き虫な耕助、さっきもう泣かないって約束したのにね」
「うん、ごめんなさい。だって警部さんが嬉しいこといってくれたから・・・」
泡だらけの手を振り払って涙を拭くとシャワーを取って泡を落とし始めた。いつものぼさぼさ頭もびっしょりと濡れて肩まで髪が掛っている。真っ白ななよなよした体は浴槽の中で綺麗なラインを浮かび上がらせていてほんのりと桃色に色付いて見える。
其の姿を見て等々力警部は赤くなって耕助の体を寄せると乳輪を吸い始めた。舌がねっとりとして厭らしい。ぷっくりと盛り上がった乳輪は綻んで花の蕾の様だ。不意を突かれた耕助は甘い声を出して身を引っこめる。
「あ、や、くすぐったい」
「そんなポーズするから我慢できなくなってきちゃいましたよ」
耕助は等々力警部にもシャワーを掛けて泡を落とすと軽く口付けして
「もう上がりましょう、お湯も温くなっちゃいましたし」
にっこり笑う耕助はとても可愛い。等々力警部は耕助の笑顔を望んでいる。一つでも多く笑って欲しい。だから耕助の好きな事はとことんしてあげる。
風呂から上がるとベットの上でまた戯れる。耕助は下手になって等々力警部と抱き合いなが笑いさざめく。髪が濡れているのも気にせず、キスしたり体を舐めたり・・・。握った手と手が暖かくて。
「警部さん、僕ね、今年の夏は何処にも行かないことにしたんですよ。警部さんと会えないのが嫌なんです」
「耕さんたら、そんな事言ったら一層貴方が愛おしくなるじゃないですか」
「僕の事もっと好きになるの嫌ですか?」
耕助がちょっと淋しそうに笑うと等々力警部は軽いキスをして笑って答える。
「そんな事ありえませんよ。耕さんの事が大好きなんですから」
「嬉しい、ねえ、もっと僕を愛して。警部さんに愛される時が一番幸せ・・・」
耕助がまた甘え始める。浴衣の着崩れた姿はまた一層と厭らしさが増す。
「耕さん」
「ううん、耕助でいい」
此の小さな体を抱きしめることがどれだけ等々力警部にとって幸福なことか。布団の中に入ってもぞもぞと浴衣を脱がせ合うとまたひとしきり抱き合う。
「警部さんの体温かい・・・」
「耕助も温かいよ。子供くらいの体温だね」
「んもう、僕はこれでも立派な大人です。子供じゃありません」
等々力警部がからかうと耕助は可愛く膨れっ面をしている。
「耕助、もうしていい?」
「うん・・・いいよ」
等々力警部は耕助の乳輪を吸ったり噛んだりして、もう片方は指で弄繰り回している。唇に吸われる感覚が意地らしくて遣る瀬無い。舌先がぐりぐりと突起を嬲る。耕助は気持ち良さに喘ぐ。
「ああっ、警部さん、やっ、ふあぅ」
「可愛い声、気持ち良い?此処弱いんだね」
等々力警部は腕を耕助の陰茎に回して弄り出す。耕助は触られた途端びくんと体が跳ねると、股をもじもじさせて発狂する。結構敏感な体なのだ。
「ふう、ふああっ、いや、でちゃ、ううっ」
「耕助イくの早いよ、さっきイったばっかりなのに」
「だ、だって、ああっ!」
ベットのシーツを強く握りしめてぐじゃぐじゃに掻き乱す。ベットの中で二回目の絶頂を迎えてしまった。
「はあ、はああ、警部さん酷い・・・、僕もう疲れっちゃった。ねえ、今度は僕にやらせて」
耕助はよろよろと座り直すと等々力警部の陰茎を咥えた。とろとろと零れる精液をまるで蜂蜜を舐めるように舐めている。等々力警部にとっては耕助の小さな手で包まれてぺろぺろ舐められると堪ったもんではない。
「耕・・・助っ、そんな風に舐められたら、うっく、あっ、く・・・」
耕助にとってはこれが精一杯なのだ。自分のとはまた別物だし人のモノを舐めるなんて達者な事は出来ない。くちゅくちゅと出てくる精液を口の中に溜めては飲み込む動作を繰り返す。
「耕助、イく、よっ」
「ふあぁ!」
一気に流れた精液を口一杯に入れて飲み込むと、手にかかった精液も猫の様に舐める。息を荒くしている等々力警部は耕助の細い脚首を持つと自分の肩に掛けて穴を舐める。
「あ、あっ、そんな事!頭が可笑しくなっちゃう!」
羞恥で真っ赤にした顔をいやいやしながら背中を反らす。じゅく、じゅくと舌が這いずる音が生々しい。
「耕助の此処厭らしいね、ひくひくしてる」
意地悪な言葉を浴びせながら耕助の体を嬲り遊ぶ。舌を穴にぐりぐり突っ込む様に押さえ付けると耕助の穴の襞が開閉する。
「厭らしい耕助、こんなにして・・・、そんなに此処に欲しいの?」
「あああ、違ううっ、いやああっ」
「素直に言わない子はこうされるんだよ?」
等々力警部は耕助の足を肩から下ろすと陰茎を強引に入れて腰を強く動かした。いきなり入れられた耕助は気持ち良さに狂ったように咆哮する。
「ああああああっ!」
「抜いて欲しい?それともこのままがいい?」
「あっ、あっ、この、ままがいいぃ!抜いちゃいやあ!」
「良く言えました」
等々力警部はきつそうに顔を歪ませながら微笑むと勢いよく耕助の中に突き上げる。ぎしぎしとベットがけたたましく軋る。耕助の視界は真っ白になってぼやけていた。頭の中まで犯す感覚は此の上無い幸せだと感じてしまう。陰茎からはボタボタと止めどなく精液が流れ落ちて目も当てられない位の醜態が繰り広げられている。いきり立った陰茎は青筋までも見せていた。
「耕助、痛くない?全部入っちゃったけど大丈夫?」
「あうぅ、ああっ、大丈夫だ、よ」
潤んだ瞳から涙を零して笑う耕助は等々力警部の首に腕を回して口付けをする。
「僕たち、溶け合ってるみたいだね・・・」
「うん、耕助の中温かい。このまま一つになれればいいのに」
等々力警部の甘い囁きは幸福の言葉。逢瀬を重ねるごとに愛情は深くなる。踏み込んではいけない禁忌の愛・・・。されど二人は泥沼に飲まれる様に落ちて行く。
耕助の体からゆっくりと陰茎を抜くと、耕助の疲れた、眠そうな瞳が等々力警部の顔を見つめる。眠い証拠だ。子猫の様に蹲る体をそっと包んで抱きしめて眠るとそのままホテルで過ごした。
 朝までホテルで過ごした二人は十時頃にチェックインしてお食事処で朝食を取ると、緑ヶ丘にある耕助の高級アパートに向かった。中に入ると耕助は浴衣を脱いでいつもの薄い着物に白い絣に袴の姿になると安楽椅子に腰掛けた。等々力警部は向い側の椅子に座ると耕助に微笑んで
「耕さん、今年の夏は二人で一緒に過ごしましょう。もう耕さんに淋しい思いをさせる訳にはいかないって昨日になって今さら分かったんです。だから、ね?」
目の下に優しい色を浮かべた等々力警部はテーブルに置いた耕助の手を握って口付けた。耕助は嬉しそうに微笑んで
「はい、警部さんの来る日を楽しみに待っています」
二人は幸せそうに微笑んで口付を交わした。
 
終わり


長々しくてすいません;そしてエロくてごめんなさい!
かなりロリロリな耕ちゃんです。うちの耕ちゃまはロリで泣き虫でえっちいです。(爆)
警部さんは・・・。兎に角エロいですね。open the エロテロリスト(意味不明)

所詮十代の書く小説はロリでえっちいですよー!!!!!!!(涙)
本当にすいませんでした!!!そこまで反省してません(土下座)
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